無農薬無肥料栽培への道7~バラのこれから
とりあえず野菜は無肥料栽培実験中だが
じゃあバラはどうするのかというと
実のところ多くの株が長梅雨~夏のダメージで弱っているため
まずは勢いを取り戻す段階からはじめなくてはならない状況だ

中にはもう2ヶ月以上芽が動かないものもある
枯れるわけでもないが、根に異常があるのは確実だろう
そこで、土中の様子を見るために
いくつか鉢をひっくり返すことにした

(ブラックティ)     (ジュリア)      (ブルーヘブン)     (ヨハン・シュトラウス)   
roses20091026.jpg

まずは、写真一番右のヨハン・シュトラウス
やはり新芽が順調に伸びているものは
こうして根鉢ができて、白根も伸びている
johann20091026-1.jpg johann20091026-2.jpg

これなら隣のブルーヘブンも同じような状態だろうと思われるので飛ばして
次はジュリアをひっくり返すと
一気に土は崩れて、黒い根がむき出しになった
こちらは根が張っておらず、白根もほとんどない
julia20091026-1.jpg julia20091026-2.jpg

julia20091026-3.jpg



そして、鉢底には
べっとりした土が残っていた
見るからに通気性も悪く加湿状態になっている
これじゃあ根も張れないよねえ・・・
で、新しい土に植え替えることはせず
土の上下をひっくり返して埋め戻した

となりのブラックティも同様で
土の中が湿っぽくてべたついている






さて、これらの作業から6日が経過し
今まで動かなかったジュリアやブラックティの芽が伸び始めている
さすが根の環境変化はすぐ新芽に現れるなあ~
shinme20091030.jpg

今回植え替え作業を行う際、あえて新しい土を使わなかったのは
わたしは「植え替えしない鉢バラ栽培」を目指しているが
これは単に手間を省くだけでなく
畑における「不耕起栽培」の理念と同じく
土中の微生物群をそのまま残したいからだ

だが、一昨年の秋以来植え替え作業を行っていないため
その頃使っていた肥料は土に残留したままのものもあるだろうし
根の状態がこれだけ悪くなっているということは
腐敗菌などの不都合な微生物も相当繁殖しているということ
それらの問題をどう解決していくかというのが今後の課題となる

そして、今回はじめたのがバラ鉢の中に麦の苗を植える試みだ
これはすでに野菜栽培においても実践済みで
はじめのうちは野菜苗と麦の苗を一緒に育てて土中の残留肥料を抜くと共に
「土をきれいにする」というイネ科の特性に期待して土壌清浄化を目論んでいる

まずは麦をまいて小さな苗を育て
mugi20091021.jpg


すでにすべての鉢バラに麦の苗が植えられている
blueheaven20091029-1.jpg blueheaven20091029-2.jpg

ところが、鉢の中がべとついて過湿状態になっていたジュリアは
鉢をひっくり返す前にすでに麦苗を一度植えたのだが
翌日には苗は根元から切れて倒れていた
これは何か虫の仕業か?よほど土の状態が悪いのか?
そして、土を上下かき混ぜてからもう一度麦を植えたら
もう苗は倒れず生育している
他にも生育状況が悪い鉢4つで同様の状況が起きた

今後はこのまま麦を同居させて育て
更には赤クローバーも植えて、その長い根で土を自然に耕し
鉢底までの通気性も確保したい

庭にも赤クローバーをまいて土壌改良中
redclover20091026.jpg

ただ、これから寒くなると麦や赤クローバーがどこまで生長するのかわからないので
とりあえず育つところまで置いてみて
3月の芽だし時期まで残っていればその時点で処分する予定
そして肝心な施肥の問題については基本的に省肥で
芽の出方を見ながら考えていこう・・・・というのが現在考えている計画の概要

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土と微生物 | 21:06:24 | Trackback(-) | Comments(4)
無農薬無肥料栽培への道6~野菜の無肥料栽培
9月19日
一週間前に植えつけた苗のうち3つの苗に
毎年出るこの葉っぱが褐色になる病気(ベト病?)が出始めた
brokkori910-2009919-2.jpg

しかし、ワイン酵母発酵液を薄めて散布するうちに
9月末にはこの通り病気もおさまって現在では全くどの株にも病気は出ていない
brokkori910-2009929-2.jpg

昨年までは、ブロッコリー栽培において必ずこの病気で悩まされてきたが
今年の葉っぱのきれいさは感動的なほどだ
brokkori910-20091026-3.jpg

通常ブロッコリーは肥沃な土を好むので肥料は不可欠とされているが
これらの苗は、10-10-10の化成肥料をワイン酵母発酵液に漬け
溶け出た液肥を1000~2000倍とごく薄くして散布しており
ほとんど無肥料に近い状態で育ててきた

そして、こちらが一番遅く苗を植え
完全無肥料(ワイン酵母発酵液のみ薄めて散布)で育てた苗で
すでに早く植えた苗に追いつき追い越しつつある
brokkori917-20091017-1.jpg

ここではコボレ種で育った高菜まで元気で
虫もついていない
そう、今回実感したのは
無肥料もしくは省肥栽培では病気も虫も出にくいということだ

だが、すべての苗が同様に順調かといえばそうではなく
鉢によって生長の具合はまちまちだが
病気も虫も出にくいという点では一致している
brokkori_west-20091026-1.jpg

brokkori_east-20091026-2.jpg

brokkori910-20091026-1.jpg brokkori910-20091026-2.jpg


同じように管理していて生長に差が出る要因は土にあると思われる
つまり、前回この土に何が植えられていたか
そして栽培のためにどれほどの肥料が使われてきたかによって
次回作に違いが出ているのだろう
ちなみに、完全無肥料の苗が植わっている土の前作はジャガイモで
これも無肥料で育てていた
だからこの土は本当に最初から無肥料だったというわけで
肥料が苗を育てているわけではないことがわかる
また、試しに置き肥をした苗は
2週間経過した現在、生長は他と比べてはかばかしくない

ここ2年というもの
土の残留肥料分を抜く努力をしながら
新たな肥料を施すのは最低限にとどめておくよう配慮してきたわけだが
その結果、どの鉢の土も肥料分が非常に少なくなっているのだろう
はつか大根をまけば、以前なら虫がついてボロボロになっていたというのに
今はすごくきれいだ
hatsukadaikon20091026.jpg

頂き物の高菜の苗は初めのうちこそ虫ボロになったが
今ではほとんど虫もわかなくなった
takana20091026.jpg


もしブロッコリーがこのまま順調に生育し
花芽がついて、それがちゃんと大きくなれば
ブロッコリーが好むという”肥沃な土”とは、決して肥料分の多い土ではないことがわかる

土がきれいで、そこに住みつく微生物層が充実していれば
そこに適度の水とお日さまがあるだけで肥料はなくても植物は育つとする無肥料栽培が
本当に実現可能なのかどうか、今わくわくしながら見守っているところだ

土と微生物 | 22:35:53 | Trackback(-) | Comments(8)
スイートポテト
大学芋を作った残りのサツマイモを使って
今日はスイートポテトを作った
sweetpotato20091025.jpg

スイートポテトって、わたしの心の中では
毎年のようにクリスマスのデザートメニューの候補にあがるのだが
まだ一度も出したことがない
作り方は簡単だし、今年はメニューに加えてもいいかなあ・・

今日のレシピは

  裏ごししたサツマイモ 450グラム
  砂糖           90グラム
  卵黄           30グラム
  バター          30グラム
  生クリーム        30グラム

しぼり出すにはちょうどいいかたさで、味も良かった

その頃、夫はベランダで干し柿の味見~
作ってまだ5日しかたっていないが
この渋が抜けるか抜けないかの絶妙のタイミングを計りながら食べるのが夫の流儀
今年はここまでいいお天気の日が続いたので出来は良さそうだ
hoshigaki20091025-1.jpg

さて、昨日と今日は地元の秋祭りで
祭り会場に近い息子のコンビニでは昨夜は店内が人であふれ
飲みものや、おでんに肉まんなど暖かい食べものが飛ぶように売れたらしい
息子のシフトは夕方の5時~11時までだが
11時半ごろに電話がかかってきて
「これからみんなでご飯食べて帰るわ」とのこと
いつも以上に超忙しくて疲れているだろうに
まだ出かけるなんてさすが若者は違うな~と思っていたら
今朝起きて、「きのうは何時に帰ったの?」と聞くと「4時」だって、、@@
それでもう朝は8時前には起きていて
午前中は教会に出て、それから午後すぐバイト仲間の誘いで大学祭へ行く
考えてみれば自分の大学の大学祭にも行ったことがないというのに
この辺は結構付き合いがいいらしい
で、もうひとりバイト仲間を誘い、高速道路を飛ばして会場に着いたのはいいが
その大学に知り合いがひとりもいない息子ともうひとりの仲間は
「ヒマだね~」といいながら
人ごみを避けてベンチにすわり、何かしら食べて過ごしていたらしい
息子いわく
「自分ら基本的に引きこもりだからね
あの若さのパワーにはついていけんわぁ~
とりあえず大学祭というものの空気だけはわかったよ
まあ二度と行くもんじゃないね」
・・・なんかどこのおっさんかしら??というような話だが
確かに昔から人ごみとラップミュージックが苦手なために繁華街が嫌いで
通常は大学と家とバイト先の間を往復するだけの日々
とりあえずパソコンとピアノがあればOK
でも友達はいっぱいいるし、気が向けば色々つき合っちゃうノリのよさもあって
傍で見ていてもあれで十分楽しい学生ライフだなと思う
で、「疲れたぁ~~」と言って大学祭から帰宅すると
できたてのスイートポテトを食べてまた5時からのバイトに出かけた
今頃はまだ祭の余波で店内がごった返している頃かもしれない
さすがに今夜はまっすぐ帰って寝るだろう^^

日々の暮らし | 19:09:27 | Trackback(-) | Comments(2)
あずき味
azukipepsi.jpg
「キュウリ味」とか「シソ味」とか
色んなバージョンが発売されるペプシ
新しい味は「あずき味」だ~@@

このPOP広告は
息子がバイト先のコンビニで作成したもので
先ほど携帯で送信してきたのだが
「店にパソコンが入ってはじめてPOP作ったんだよ
結構いいキャッチフレーズでしょ?!」
と、ご満悦^^

ペプシの新しい味が発売されるたびに
店員は必ず試飲するらしいが
今回のあずき味は
”今までで一番飲める”とのこと
ただし、後口がNG
いかにもあずき~っという後口
つまり爽やかではないのね





ここまで聞いて
「飲むなら買ってこようか?」
といわれても
返事は
「いりません」に決まってるわ~^^;

日々の暮らし | 22:22:44 | Trackback(-) | Comments(6)
まだアナゴ
昨日、アナゴは背開きにするものと書いたが
これには地域性があるらしく
関東は背開き、関西は腹開きという説を教わった
ならば、わたしが昔習ったと記憶していたことは正しかったのかも?!(ほっ^^)

江戸時代
江戸の武家社会においては
腹開きは”切腹”を想像させるので嫌われたが
大阪の商人社会では
”腹を割って話す”という意味で好まれたのだそうだ

また
調理方法も地域によって異なり
江戸ではウナギは一度蒸してから焼くが
大阪ではそのまま焼いた
で、その際
”腹開きにしたら蒸す間に形が崩れやすいため背開きにする”という根拠もあるらしい

というわけで
ウナギもアナゴも要するにどっちから開こうが間違いではないと判明
ただ、昨日は両方やってみて
背開きの方がきれいに開けるなあと思ったので
次回からもわたしは背開きを採用すると思う

さて、アナゴ談義も一段落したところで・・
今日は掘りたてのサツマイモをいただいたので
久しぶりに大学芋を作ってみた
daigakuimo20091022.jpg

芋にからめる飴は
今回は砂糖だけでなく水あめも入れる

 砂糖  大さじ5
 水あめ 大さじ(山盛り)2~3
 水    大さじ3

日々の暮らし | 21:50:25 | Trackback(-) | Comments(2)
今日はアナゴ
昨夜の釣果
注)ヘビではありませんっ!^^;
anago20091021a.jpg

一瞬ウナギ?!と思うほどの大物も釣れた~@@
(ものさしは30センチ)
anago20091021-1a.jpg

今夜のメニューはアナゴ飯
有名な宮島口の『うえの』の”あなごめし”をまねして
ご飯は
米3合に、しょうゆ・みりん・酒を各大さじ1ずつ入れた炊き込みにしてみたところ
アナゴに味がついているのでちょうどいい感じだった
anago20091021-2.jpg

それにしても今日ショックだったのは
わたしは今まで何度もアナゴをさばいてきたというのに
今までアナゴは背開きにするものと気づかず
今日もせっせと腹開きにしていたところ
夫が「何か違うんじゃないのか?」といって背開きにしたのを見て、すぐネットで検索
それでやっと本当の開き方が判明したことだ
昔学校で習ったときには確かに腹開きにしたと思い込んでいたのだけど
自分の思い込みなんて全然当てにならないのね~、、あ~あ・・--;

それにしてもこんなにたくさんのアナゴをさばいたのははじめてで面白かった
さあ次回は何が釣れるかな~?!^^

日々の暮らし | 21:14:06 | Trackback(-) | Comments(2)
干し柿
柿をいただいたので干し柿を作った
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天気予報によればここしばらくは雨が降らないとのことで好都合だ
hoshigaki20091020-1.jpg

昨日のジェネラスガーデナーもきれいに咲いて
ヒラタアブがいっぱい寄ってきた
generous20091020-3.jpg


日々の暮らし | 16:20:00 | Trackback(-) | Comments(2)
予定変更
明日は小学2年生の『町たんけん』が行われる予定だったが
夕方、学校から電話がかかってきて
インフルエンザで明日から小2は学級閉鎖になるため
『町たんけん』は中止になったとのこと
長年続いてきたこの行事(授業)が中止なんてはじめてのことでちょっとびっくりした

せっかくジェネラスガーデナーが明日は咲いて
玄関でお出迎えする予定だったんだけどなあ~
generous20091019.jpg

こちらのデンティーベスは昨日の画像
daintybeth20091018.jpg

夏の間に荒れた庭もだいぶきれいに片付いて
ここではベルベットパープルのパンジーを植えた
blueg20091019.jpg

こんな色のドレスを作ったら素敵だろうなあ♪
pansy20091019.jpg

定番の紫系ビオラ
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viola20091019-3.jpg

ここには白×紫ビオラと白ビオラを交互に植えた
fence20091019.jpg

秋明菊もそろそろ終わり・・・
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*****

「寒くなったからそろそろカサゴが呼んでいる」
そういって昨夜でかけた夫はちゃんと釣ってきた~
これは予定通りでした^^v
kasago20091019a.jpg


庭つくり2009 | 20:17:37 | Trackback(-) | Comments(0)
ホトトギス
水道管工事後
一部荒れた状態で放置していた庭をやっと片付けた
奥で咲いているのはホトトギス
blueg20091016.jpg

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hototogisu20091012-4.jpg hototogisu20091012-5.jpg

hototogisu20091012-8.jpg

ちなみに、息子はホトトギスと聞いて
緑色の花?と思ったらしい
いや、それはウグイスではないかと・・^^;

今年は秋バラに期待できない分
殺風景にならないように表にはぼつぼつパンジーやビオラを植えている
pansy20091015-3.jpg

pansy20091015.jpg

来週は毎年恒例の小学2年生『町探検』があり
今日もお庭で作業をしていると
「今度行くからね~」と女の子が声をかけてきた
昨日は担当の先生がこられて
質問内容などを書いたプリントを渡されたが
12項目ほど上げられた質問のうち
”教会をはじめたきっかけは何ですか”などは
今までになかった内容で面白い

庭つくり2009 | 23:34:31 | Trackback(-) | Comments(0)
青春賛歌 14~それぞれの選択
shinbun2009-2.jpg

この春からPTA役員として制作に携わってきた
学校新聞の前期編が出来上がった

トップページを飾るのは6月の合唱祭情報
中でもひときわ大きな写真は
3年の1位となった娘のクラスだ

優勝の喜びと感激を全身で表現する写真を見て
先生も一緒に盛り上がったあの日の光景が
鮮やかによみがえってくる





そして
個人演奏をした3人もそれぞれ写真が載っており
娘の写真のとなりには優勝発表の瞬間写真が配置された
娘にとって生涯忘れないであろうこれらの思い出が
こうした形に残されるのはとても嬉しいことだ
shinbun2009-1.jpg

2学期制の娘の高校では連休を境として一昨日から後期がスタートした
娘のクラスは
大学受験組の文系も理系も芸術系も専門学校組も就職組もごちゃまぜになっていて
早い人では夏休みには試験があり
すでに続々と進路先が決定しているようだ
娘自身も昨日願書を提出し
来月はじめに試験日を迎えることになっている

さて、先週末から出かけていた四国のホテルで
朝テレビをつけていると
このたびの政権交代によって起きているさまざまな事業の予算凍結の問題をやっていたが
あれもムダこれもムダと、端から予算がカットされている実態に
一体本当の意味でムダって何なのか
そして、そのムダの基準は誰が定めるのだろうと
色々考えさせられた

この予算凍結によって、ある高速道路工事はストップし
また、某国立大学の老朽化した実験棟の補修工事もできなくなったと
関係者が悲痛な面持ちでインタビューに答えている
果たしてこれらの事業をムダと判断した人の選択は正しいのだろうか?

また、別のチャンネルにうつると
そこではある音楽家のドキュメンタリー番組をやっていた
音楽の教師から一念発起して歌手の道へ転進したこの人は難病を患っている
生きている間に自分ができることは何だろうと考えた末
今は病院を訪問して患者の前で歌う等の活動を行っているという

更に別のチャンネルではアニメをやっていた
内容はパティシエ(菓子職人)養成学校の物語
娘のクラスメートにもこの道を目指して専門学校へ進む子達がいる
すでにお菓子つくりの腕前はかなりのもので
娘もよくご馳走になっているらしい

これらの番組を見ながら、ふと思ったことがある
もし教育界で、子どもたちの学力向上に向けて徹底したムダ削減対策をとるとしたら
一番に削られるのは音楽などの芸術分野だろう
また、食の分野でムダを追及すれば
生命維持目的だけを考えた場合不必要な菓子類が削除対象になると思われる
そして、徹底してムダを省いた後に残るのは、味も素っ気も無い社会かなと・・・

娘が音大志望だというと
「音楽やって将来どうするのか?」と聞かれることがよくあるらしい
この不況の世の中で音大を出ても、学校の先生になる以外に安定した職はなさそうだ
そして、その先生に採用されるのも非常に狭き門となると
高い学費を払ってまで音大に行くのはムダだと多くの人は思っているだろう
だから娘はこういうのだ
「もし親に学費を全部出してもらうのだったらきっと音大には行かないと思う
でも、自分で払うんだったら遠慮なく好きな道が選べる」

すでに国の教育ローンも奨学金も予約しており
あとはアルバイトをしながら必要経費をまかなっていけば
自宅通学するかぎり自力で好きな道へ進むことができる予定になっている
幸い少子化の影響で私立音大の学費も今は私立理工系並みに下がったし
もし、音楽以外に希望していた保育士や図書館の司書といった別の道を選択したとしても
どこでも資格取得に学費はかかるわけだ
しかも、こういった職種もまた就職難であることに変わりはない

考えてみればこの不況の世の中でどの道を選んでも
昔のように終身雇用もなければ将来の約束も無く
30年前、わたしが娘の年だった時代の感覚は通用しない世の中になった
不況下で生き残るためにと、就職に有利か否かで進路が決められ
学生たちは早くから就職活動に四苦八苦しているが
せっかく苦労して就職しても
新卒社会人が3年以内にやめる割合は3割にものぼるらしい

以前息子は、通学途中の電車の向かい席に偶然座った二人のおじいさんから
色んな昔話を聞いたことがある
この人たちは終戦当時、海軍兵学校に在学しており
ぎりぎりのところで戦争に行かずにすんだそうだ
敗戦後の貧しく厳しい時代、人生の岐路に立たされた彼らだったが
不思議とみんな何でもできる気がして
何の約束もないのに、ただ夢と希望にあふれていたという

「今の若い人は夢と希望がなくて本当にかわいそうだ」
この言葉は、今の若者はやる気がないと言う意味ではなく
社会の風潮が若者に希望を失わせていることへの憤りとともに
何も持たなかった終戦当時の若者が希望にあふれ
たくさんのものをもっているはずの現在の若者が絶望している現実に
この風潮を正せないやるせなさがこめられているようだ

一般的に大人の説教は若者にとってうさんくさいものだが
大人が自分の夢を語る様子は若者にも興味深い
それは、その時だけは年齢を超えて青春を共感するからなのだろう
どんな大人にも平等に若い時代はあった
そして、その青春時代が幸いであったかどうかは
時代の風潮や各々の境遇云々よりも
若いエネルギーが何を見、どこへ向かっているかにかかっている部分が大きいのだと思う

wall20091015.jpg

息子の部屋の窓辺で
アイスバーグがわずかに返り咲いている
来春にむけて
2階まで伸びている大きな枝を全部下ろし
剪定して再び誘引しなおす作業を
来月行う予定だ

この作業も年々大変になるので
そろそろ規模を縮小しようかとも考えたが
せっかくここまで大きくなったツルバラを
切り詰めてしまうのはやはりもったいない

8年前
夢と希望に満ちてはじめたバラ栽培
過酷な猛暑の中も
あるいは寒波の中も
台風の時も、大雨の中でも
作業するのはいつも楽しかった

ところが
ある程度バラの庭としての形が整ってきたことで
当初思い描いた夢が実現する一方
栽培実験については相変わらず失敗も多くて
ちょっと行き詰っているのが現状だ
もう失敗はしたくないので何か無難な方法に変えるかな・・と考えていたら
だんだんやる気がうせてきた
要するに、夢がなくなった段階で気力も失せてしまうわけで
夢と希望の持つ力の大きさを実感する

花なんていくら育てても食べられるわけではなし
そう言ってしまえば本当にそのとおりで
これもまたムダ削減の対象物だ
でも、このムダの先にあるものは計り知れない

これから30年後はどんな時代になっていて
現在のムダの価値基準はどう変化しているのだろう
もしその頃わたしが生きていたら
しっかり見定めたいものだと思う

日々の暮らし | 23:58:39 | Trackback(-) | Comments(4)
キバナアキギリ
多分うちの土では居心地が悪かったのだろう
頂き物の苗がずっと育たなかったキバナアキギリに
ようやく動きが出てきて、花穂が伸び、花が咲いた
kibanaakigiri20091005-1.jpg

お花だけ見れば立派なシソ科特有の形と、柔らかい色彩を持つ可愛らしいものだが
苗全体を見れば、一部葉っぱは茶色く萎縮し
今までの苦戦具合がわかるというものだ
kibanaakigiri20091005-2.jpg

自然の野山に自生しているタイプの植物を庭に持ち込むと
こういう感じになるのはよくあること
それでもこうして動きが出てきたということは
何とかココの環境になじみつつあるということだろうか・・?

9月半ばにはうっそうと茂っていた庭
blueg2009916-1.jpg

最近は虫の発生も増え、下葉の枯葉も目立つようになってきたので
今日は整理してすっきりさせた
blueg20091005.jpg

hototogisu20091005-1.jpg



いつの間にか
ホトトギスにたくさんの蕾がついていた

昨年は虫でぼろぼろになったが
今年は結構きれいなのは
無肥料栽培だからかもしれない









まだ順調に咲き続ける白花ランタナ
rantana20091005.jpg

赤くなるのが待ち遠しい食用ホオズキ
hozuki20091005.jpg

今年はよく咲いて活花材料にもなった秋明菊
shumeigiku20091005.jpg

今秋のバラは不調でちっとも期待できそうにないが
このリトルアーチストの色はなかなかきれい
littleartist20091005.jpg


庭つくり2009 | 20:16:43 | Trackback(-) | Comments(8)
窓から見た風景
今日、窓をふきながら庭を見やると
それなりに色んな花が咲いてきれいだなと思い
しばらくボーっと眺めていた
pinkg20091001.jpg

花がらを摘み取らず放置していたランタナには
たくさんの実がついている
pinkg20091001-3.jpg

その実の色があんまり美しいものだから
そうじ後すぐにカメラを取りにいった
rantana20091001.jpg

実はこの窓、教会のトイレの窓なのだが
ちょっと高い位置にあるし
トイレを使う人がわざわざここを開けて庭を見ることはまず皆無だろう
だからこのアングルを楽しむのはわたしだけ
お掃除係の特権かな^^

庭つくり2009 | 21:05:46 | Trackback(-) | Comments(2)
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  • author: kimi
  • バラの咲く教会を夢見てから
    15年がたちました
    今も理想と現実の間で
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