2010-05-29 Sat
教会入り口を囲むニュードーンが咲く下で
鉢バラは一番花を終えつつあった・・・が
昨日、夫がHCにて値下げ品をGET~
しかも4鉢@@
こちらは前回GETしてきたマダム・イサーク・プレール
実はこの色、あまり好みではなかったが
実際にここに置いてみると周りがぐっと引き締まる感じで評価が変わった
で、今回の4鉢のうちのこちらオーギュスト・ルノアールも同じ系統の色
そして次のジャルダン・ド・フランス(フランスの庭という意味)は
この咲き方が夫のツボにはまったらしい
3つ目はサファイア
この色のバラはわたしだったらまず選ばないはずだったが
上のマダム・イサーク・プレール同様
辺りを明るく演出してくれる効果にいきなり好感度がアップした
4つ目のラバグルートは黒赤系で
夫もわたしも文句なく好きなバラ
おかげで玄関先はいっそう華やかになってきた^^
フェンスに咲くヘリテージ
わたしの大好きなバラだが
夫は花びらぎっしり系くしゃくしゃ咲きタイプが好きじゃないらしい
イングリッシュローズによくあるこの咲き方が暑苦しくてダメだって・・
一方、こちらのフェリシアは好みのタイプなので
自ずと写真も多くなる
スパイス・ド・カフェのシックな花色も好き
あと、バラじゃないけど
夫もわたしもこのジギタリスは苦手だ
じゃあ何で植えるの?って感じだけど
庭の中でこういう目立つ花があると遠目に映えるのでとりあえず導入している
穂状に咲く花ではデルフィニウムやラークスパーが好き
こちらのラークスパーは
かれこれ7年も自然交配を繰り返しながらこぼれ種で育ったもの
毎年違った色が出るのが楽しい
バラ2010
|
22:07:07 |
Trackback(-) |
Comments(0)
2010-05-29 Sat
先週の水曜日
昼食時に娘が忘れ物を取りに帰ってきた
次の授業は午後3時15分からなので
時間は十分あると思いきや
声楽の先生から突然TELがあり
「2時からイタリア人の先生のレッスンに行ってくださいね」とのこと
え゛ぇぇぇ?!、、、まあ2時という時間は間に合うとしても
この初レッスンの件はまだ先のことだと思っていたので
準備がまだ十分整っていないよぉ~・・・と娘大いにあせるあせるっ!
が、ここは覚悟を決めて行くしかない、、、
というわけで、とりあえず急いで食事をかきこみ
気休め程度少し練習してから再び出かけていった
はやいもので5月ももう終わろうとしており
15日に娘は19歳の誕生日も迎えた
入学当初は、みんな環境に慣れることと、友達つくりに懸命だったが
今は自分の技能レベルの現実と嫌でも向き合いながら
それぞれ与えられた課題と日々格闘しているようだ
こういう芸事の世界は、毎日が厳しい現実との戦いになる
とにかく自分の先生を信頼して一生懸命ついていくのみ
友達同士とて、ついている先生も違うし
お互いを比べても仕方がないので
あまり音楽の話はしないらしい
こうした厳しい現実に疲れて
6月あたりからは、やめていく学生も出るのだとも聞く
先日は大学から
いわゆる“五月病”等で悩んでいる新入生のための相談案内ハガキがきていた
声楽の個人レッスンは週一で、これまで7回行われたわけだが
それでもすでに声が違ってきているのがよくわかる
最初の課題は「もっと年齢相応の若い声に」とのことで
つい下向きに掘り下げてしまう発声を変える努力をした
思えば前の先生からも同様の指導を受けていたけれど
ここでやっと具体的に改革に乗り出したわけだ
いつものことながら
頭では「やらなくちゃ~」と思いつつもついつい横着のクセがでて
放置したままの課題が多いこと多いこと、、、
最近では、レッスンノートをつけるように言われ
習ったことや自分で練習したことなどを記録している
なるほどこれを書くためには自ずと練習しなくちゃいけないわけで
さすが先生、GOODアイデア~^^
一方、同じく週一で行われるピアノの個人レッスンは
もう基礎の基礎、小学生レベルにまで下げた内容からやりなおしている
娘の場合、ピアノは小4の時にやめたので
ちょうどその続きをやっている感じだ
最初は、正しいすわり方から、指のどこを鍵盤に当てるのかなど
いちいち指摘されては
ただひたすら音階を上がったり下がったりしながら訓練する
課題の曲も単純なものだが
それでも繰り返し練習するうちに音が変わってきたようだ
声楽がまず美しい声を求められるように
ピアノも難しい技よりまずは美しい音を出すことが求められる
小学生の頃には、難しい曲さえ弾ければ上手いと思っていて
こういう基本の重要性が何もわかっていなかった
特に、型にはめられるのが嫌いなタイプは
「基本」というまどろっこしい過程が一番苦手
それでも、かつて「基本」から逃げ出した娘は
今「基本」と正面から向き合っている
毎週切羽詰って追い詰められながら練習し
何とか前へ進んでいる実感は
少しずつ少しずつ本物の自信へとつながっていくだろう
で、イタリア人の先生の初レッスンはどうなったかというと
これが娘の想像をはるかに超えた実に熱いレッスンで
85歳の熱血先生は、「これはボクの遺言です」と言いながら
大切なポイントを厳しく教えていく
息の吸い方、口のあけ方、声の出し方、ひとつひとつ納得いくまで
「もっと!もっと!もぉーーっと!!」「ちがぁ~うっ!!」と妥協がない
その間ほっぺたをペチペチたたかれるわ~つままれるわ~で
思わず涙目になりそうな娘~~~;;
後から聞いたところによると
実際に初レッスンで泣いて帰る学生も結構いるらしい
だが、娘は幸いこれまで色々な方面で鍛えられ、かなり打たれ強くなっているので
今回も必死でしがみつきながら大切な「遺言」を受け取った
そして、最後には先生からの嬉しい励ましの言葉もいただいて・・・(感涙)
まだ入学して2ヶ月足らずながら
一回のレッスンごとに自分が変わっていくのがわかると
娘はしみじみ言うのだった
「今までもっと一生懸命練習していたらもっと色々違ってたかなぁ~」
それに対してわたしは答えた
「そりゃあ違ったでしょう。で、ついでに中途半端なプライドも育って
もっと都会の音大に行くべきと思ったかもね」
若い時は経験が少ない分、人の噂に振り回されやすく
本来都会思考でない人でも
都会でなければ何も得られないかのような不安感を抱く場合がある
しかし、そこがどこであっても
最も大切なのは自分を変えてくれる指導者との出会いであり
そこで自分が変わっていこうと努力することだ
思えば娘もこれまでずっと
身近なところに常にいい指導者や刺激的な友人との出会いがあった
そして今回もそういう環境に置かれていることに感謝している
*****
『バラの咲く教会』を夢見たバラの庭つくりも10年目を迎え
ここ数年は夫も自分の気に入ったバラを買ってくるようになった
そして今回は
わたしがこれまで決して導入しようとしなかった
つまり好みではないと思っていた色のバラがきた・・
するとどうだろう
ああ、ここに足らなかったのはこの色なんだと
導入してみてはじめて納得する
ひとりでやっていたのでは見えないものがある
手を入れる人が違えば
また新しい世界が広がる
バラの庭も着実に変化しつつある
昼食時に娘が忘れ物を取りに帰ってきた
次の授業は午後3時15分からなので
時間は十分あると思いきや
声楽の先生から突然TELがあり
「2時からイタリア人の先生のレッスンに行ってくださいね」とのこと
え゛ぇぇぇ?!、、、まあ2時という時間は間に合うとしても
この初レッスンの件はまだ先のことだと思っていたので
準備がまだ十分整っていないよぉ~・・・と娘大いにあせるあせるっ!
が、ここは覚悟を決めて行くしかない、、、
というわけで、とりあえず急いで食事をかきこみ
気休め程度少し練習してから再び出かけていった
はやいもので5月ももう終わろうとしており
15日に娘は19歳の誕生日も迎えた
入学当初は、みんな環境に慣れることと、友達つくりに懸命だったが
今は自分の技能レベルの現実と嫌でも向き合いながら
それぞれ与えられた課題と日々格闘しているようだ
こういう芸事の世界は、毎日が厳しい現実との戦いになる
とにかく自分の先生を信頼して一生懸命ついていくのみ
友達同士とて、ついている先生も違うし
お互いを比べても仕方がないので
あまり音楽の話はしないらしい
こうした厳しい現実に疲れて
6月あたりからは、やめていく学生も出るのだとも聞く
先日は大学から
いわゆる“五月病”等で悩んでいる新入生のための相談案内ハガキがきていた
声楽の個人レッスンは週一で、これまで7回行われたわけだが
それでもすでに声が違ってきているのがよくわかる
最初の課題は「もっと年齢相応の若い声に」とのことで
つい下向きに掘り下げてしまう発声を変える努力をした
思えば前の先生からも同様の指導を受けていたけれど
ここでやっと具体的に改革に乗り出したわけだ
いつものことながら
頭では「やらなくちゃ~」と思いつつもついつい横着のクセがでて
放置したままの課題が多いこと多いこと、、、
最近では、レッスンノートをつけるように言われ
習ったことや自分で練習したことなどを記録している
なるほどこれを書くためには自ずと練習しなくちゃいけないわけで
さすが先生、GOODアイデア~^^
一方、同じく週一で行われるピアノの個人レッスンは
もう基礎の基礎、小学生レベルにまで下げた内容からやりなおしている
娘の場合、ピアノは小4の時にやめたので
ちょうどその続きをやっている感じだ
最初は、正しいすわり方から、指のどこを鍵盤に当てるのかなど
いちいち指摘されては
ただひたすら音階を上がったり下がったりしながら訓練する
課題の曲も単純なものだが
それでも繰り返し練習するうちに音が変わってきたようだ
声楽がまず美しい声を求められるように
ピアノも難しい技よりまずは美しい音を出すことが求められる
小学生の頃には、難しい曲さえ弾ければ上手いと思っていて
こういう基本の重要性が何もわかっていなかった
特に、型にはめられるのが嫌いなタイプは
「基本」というまどろっこしい過程が一番苦手
それでも、かつて「基本」から逃げ出した娘は
今「基本」と正面から向き合っている
毎週切羽詰って追い詰められながら練習し
何とか前へ進んでいる実感は
少しずつ少しずつ本物の自信へとつながっていくだろう
で、イタリア人の先生の初レッスンはどうなったかというと
これが娘の想像をはるかに超えた実に熱いレッスンで
85歳の熱血先生は、「これはボクの遺言です」と言いながら
大切なポイントを厳しく教えていく
息の吸い方、口のあけ方、声の出し方、ひとつひとつ納得いくまで
「もっと!もっと!もぉーーっと!!」「ちがぁ~うっ!!」と妥協がない
その間ほっぺたをペチペチたたかれるわ~つままれるわ~で
思わず涙目になりそうな娘~~~;;
後から聞いたところによると
実際に初レッスンで泣いて帰る学生も結構いるらしい
だが、娘は幸いこれまで色々な方面で鍛えられ、かなり打たれ強くなっているので
今回も必死でしがみつきながら大切な「遺言」を受け取った
そして、最後には先生からの嬉しい励ましの言葉もいただいて・・・(感涙)
まだ入学して2ヶ月足らずながら
一回のレッスンごとに自分が変わっていくのがわかると
娘はしみじみ言うのだった
「今までもっと一生懸命練習していたらもっと色々違ってたかなぁ~」
それに対してわたしは答えた
「そりゃあ違ったでしょう。で、ついでに中途半端なプライドも育って
もっと都会の音大に行くべきと思ったかもね」
若い時は経験が少ない分、人の噂に振り回されやすく
本来都会思考でない人でも
都会でなければ何も得られないかのような不安感を抱く場合がある
しかし、そこがどこであっても
最も大切なのは自分を変えてくれる指導者との出会いであり
そこで自分が変わっていこうと努力することだ
思えば娘もこれまでずっと
身近なところに常にいい指導者や刺激的な友人との出会いがあった
そして今回もそういう環境に置かれていることに感謝している
*****
『バラの咲く教会』を夢見たバラの庭つくりも10年目を迎え
ここ数年は夫も自分の気に入ったバラを買ってくるようになった
そして今回は
わたしがこれまで決して導入しようとしなかった
つまり好みではないと思っていた色のバラがきた・・
するとどうだろう
ああ、ここに足らなかったのはこの色なんだと
導入してみてはじめて納得する
ひとりでやっていたのでは見えないものがある
手を入れる人が違えば
また新しい世界が広がる
バラの庭も着実に変化しつつある
青春賛歌
|
20:06:38 |
Trackback(-) |
Comments(0)