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センチュウ防除対策4
センチュウ防除に緑肥作物を使い始めて良くなったのはバラだけではない
お隣から小さな苗をいただいた観賞用の赤ナスは
育つには育ったものの
葉っぱはくしゅくしゅに萎縮し、どうみても正常ではなかった
ところが、周りにライ麦を青刈りしたものをすきこみ
マリーゴールドを育てていたら
途中から葉っぱの状態が変わってきて
ただ今可愛い実をつけている
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枯れる寸前だった苗も復活
akanasu20101114-2.jpg

こんなにきれいな葉っぱが出てくるようになるとは思わなかった
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さて、期待以上に良い結果をもたらしている今回の緑肥作戦だが
実のところ、土の状態によっては緑肥作物そのものの育ち方がまちまちで
なかなか思うように改良が進まない場所もある
ソルゴーやマリーゴールドは5年前にも種まきしたけれど
あの時は本当に発芽率が悪く、またその後の生育も思わしくなく
結局緑肥作物としての効果を実感することはなかった

今回はあの頃のように土がひどく腐敗しているわけではないと思うが
やはり何度種を蒔いてもどうしても芽が出ないところがある
また、土によって育ち方もまちまちで
同じ時に種まきしたマリーゴールドでもこんなに大きさが違っている
marygold20101111-1.jpg

5年前には
種を蒔いても芽が出ないところはもうそのままあきらめてしまったけれど
今回は別の場所から苗を連れてきて移植したり
それでも移植した苗がたちまちそこで枯れてしまったり
じゃあとりあえずそこは青刈りしたライ麦をすきこんで
その近くにもう一度苗を植えてみようなど、試行錯誤を重ね
とりあえずすべての鉢や庭のいたるところで緑肥作物を育ててきた

だが、こうしてしつこく苗を移植しても
マリーゴールドは葉っぱがだんだん萎縮したり虫食いで先端を失ったり
はらはらさせられる苗がいくつもあった
土壌改良目的で緑肥を育てたいのに
肝心な緑肥そのものが育たないところは一体どうすればいいの??!!
と頭をかかえていたところ
最近になって新芽が動き始めているのに気づいた
marygold20101111-4.jpg marygold20101111-3.jpg

たとえ小さな苗でも
そこに植えている間には根の周りで土に変化が起きてきて
やっとマリーゴールドにとって育ちやすい状態になってきたのかもしれない
残念ながらこの気温ではもうあまり大きくならないかもしれないけれど
このまま置いて様子をみてみよう

こうして9月から急遽始めた緑肥作戦のおかげか
この秋のバラは11月以降に咲く花がどれも本当に美しい
こんなにきれいな秋バラを見るのはバラ栽培開始以来初めてだと思う
何だか来年に向けて希望がわいてきた

ブルームーン
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ブルー・フォー・ユー
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スターリングシルバー
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ミスティパープル
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フェリシア
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ブラスバンド
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土と微生物 | 11:42:47 | Trackback(-) | Comments(2)
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