2008-02-05 Tue
2002年のサイト開設当時には、子どもたちのページがあった
やがてサイトの容量が不足してきたので1年後には削除したが
保存ファイルを開いてみると
懐かしい当時の様子が思い起こされる
あの頃、中学2年生だった息子のページには
戦闘機のプラモデルや、自作の紙工作が載せられていた
この紙工作の戦車は「90式レオパルト」とのこと

パソコンで作成した展開図

そして、以下は当時息子がプラモデル作りについて書いたものだが
そこには自分なりの美学が記されている
***************************************
『プラモデルの事』
飛行機のプラモ特に旧日本軍機にこっているわけは・・・
最初は別に飛行機よりも軍艦にこっていた(日本軍)
やはり日本人としての血が騒ぐというのか
日本の物ばかり作っていた
小学六年生の頃、それが運命の分かれ道だった
学校から帰ると、机の上に箱がおいてあった
なんだろうと思い見てみると
箱には「隼」と書いてあった
飛行機のプラモだった
あまり飛行機に興味がなかった頃だったが、一応つくった
当時技術も未熟だったので
色も塗れずへたくそな白い塊になっていた
案の定、父に「話にならん」と言われ
やっぱり飛行機はダメだなと思った
その年の夏休み
父に戦艦武蔵の350分の1スケールを買ってもらった
色のついていないプラモを見かねたのか
色の塗り方を教えてくれた
色の塗り方を覚えたら、飛行機のプラモにリベンジしたくなった
その年の誕生日に一式陸上攻撃機のプラモを買ってもらった
あまり色はついていないが
初めて飛行機らしいものを作った
そしてお年玉で二式水上戦闘機のプラモを買い、塗料も買って、
少しずつだが、技術も上がっていった
その頃から
架空戦記小説にはまり飛行機に関しての知識も手に入れた
そして父に紫電改のプラモを買ってもらい精一杯作った
快作だった
汚しを入れてみたが、初めてなので失敗
直すわけにもいかないので、そのまま完成とした

今、「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」をつくっているが
塾に行ったり忙しいのでなかなか進まない
そうこうしているまに誕生日が来て
「九七式艦上攻撃機」を手に入れた
コレはまだ未開封である
忙しい・・・・
話はかわるが、なぜ旧日本軍機なのかというと
「美しい」からである
暗緑色と明灰白色の機体に大きな日の丸
これほどゾクゾクする物はない
現代のように、「ロックオン」「ミサイル発射」で撃墜とは違い
相手の背後をとり、機銃で撃墜するのである
パイロットの腕が勝敗を分ける戦いなのだ
こういう風に書くと現代の兵器はダメだというように聞こえるが
決してそうではない
兵器とは、その時代の技術に合う物なので、今はこれでよいのだ
これから飛行機も発達していくと思うが
それはそれでいいと思う
後日完成した「九七式艦上攻撃機」

***************************************
息子がこれを書いたのは
ちょうど中学校の部活(吹奏楽部)を辞めた頃だった
今の公立中学校では、部活を途中で辞めることはタブーとされている
それは学校側に概ね以下のような見解があるからだ
「続けられないのは根気がないから」
「部活も続けられないようでは社会に出てもやっていけない」
「部活でもしていなければ暇をもてあましてロクなことをしないに違いない」
「部活と勉強を両立してこそ素晴らしい青春時代だ」
わたしはこの部活至上主義に閉口した
しかし、悲しいかな
それがやがて高校受験の内申書にまで影響するらしいことがささやかれていたため
正直なところ、親としてその問題だけは頭が痛かった
それでも結局息子は部活を辞めたが
結果的にそれで正解だった
上記の文章にもあるように
彼はとっても忙しかったのだ
うちにパソコンがやってきたのは彼が小5の時で
その後は見よう見まねでどんどん使い方を覚えていき
こうして工作をするようになる一方
ネットを利用して一気に知識の世界が広がった
やってみたいことが次々増えていく
自由な時間は
彼に夢と楽しみと希望を与えてくれた
何が幸せといって
心から「美しい」とか「ゾクゾクする」と感じられるものに出会うことは
一生の宝を得るようなものだ
そして
息子にそのチャンスを与えたのは父親だ
美学もまたこうして親から子へと伝承されていくのだった
やがてサイトの容量が不足してきたので1年後には削除したが
保存ファイルを開いてみると
懐かしい当時の様子が思い起こされる
あの頃、中学2年生だった息子のページには
戦闘機のプラモデルや、自作の紙工作が載せられていた
この紙工作の戦車は「90式レオパルト」とのこと

パソコンで作成した展開図

そして、以下は当時息子がプラモデル作りについて書いたものだが
そこには自分なりの美学が記されている
***************************************
『プラモデルの事』
飛行機のプラモ特に旧日本軍機にこっているわけは・・・
最初は別に飛行機よりも軍艦にこっていた(日本軍)
やはり日本人としての血が騒ぐというのか
日本の物ばかり作っていた
小学六年生の頃、それが運命の分かれ道だった
学校から帰ると、机の上に箱がおいてあった
なんだろうと思い見てみると
箱には「隼」と書いてあった
飛行機のプラモだった
あまり飛行機に興味がなかった頃だったが、一応つくった
当時技術も未熟だったので
色も塗れずへたくそな白い塊になっていた
案の定、父に「話にならん」と言われ
やっぱり飛行機はダメだなと思った
その年の夏休み
父に戦艦武蔵の350分の1スケールを買ってもらった
色のついていないプラモを見かねたのか
色の塗り方を教えてくれた
色の塗り方を覚えたら、飛行機のプラモにリベンジしたくなった
その年の誕生日に一式陸上攻撃機のプラモを買ってもらった
あまり色はついていないが
初めて飛行機らしいものを作った
そしてお年玉で二式水上戦闘機のプラモを買い、塗料も買って、
少しずつだが、技術も上がっていった
その頃から
架空戦記小説にはまり飛行機に関しての知識も手に入れた
そして父に紫電改のプラモを買ってもらい精一杯作った
快作だった
汚しを入れてみたが、初めてなので失敗
直すわけにもいかないので、そのまま完成とした

今、「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」をつくっているが
塾に行ったり忙しいのでなかなか進まない
そうこうしているまに誕生日が来て
「九七式艦上攻撃機」を手に入れた
コレはまだ未開封である
忙しい・・・・
話はかわるが、なぜ旧日本軍機なのかというと
「美しい」からである
暗緑色と明灰白色の機体に大きな日の丸
これほどゾクゾクする物はない
現代のように、「ロックオン」「ミサイル発射」で撃墜とは違い
相手の背後をとり、機銃で撃墜するのである
パイロットの腕が勝敗を分ける戦いなのだ
こういう風に書くと現代の兵器はダメだというように聞こえるが
決してそうではない
兵器とは、その時代の技術に合う物なので、今はこれでよいのだ
これから飛行機も発達していくと思うが
それはそれでいいと思う
後日完成した「九七式艦上攻撃機」

***************************************
息子がこれを書いたのは
ちょうど中学校の部活(吹奏楽部)を辞めた頃だった
今の公立中学校では、部活を途中で辞めることはタブーとされている
それは学校側に概ね以下のような見解があるからだ
「続けられないのは根気がないから」
「部活も続けられないようでは社会に出てもやっていけない」
「部活でもしていなければ暇をもてあましてロクなことをしないに違いない」
「部活と勉強を両立してこそ素晴らしい青春時代だ」
わたしはこの部活至上主義に閉口した
しかし、悲しいかな
それがやがて高校受験の内申書にまで影響するらしいことがささやかれていたため
正直なところ、親としてその問題だけは頭が痛かった
それでも結局息子は部活を辞めたが
結果的にそれで正解だった
上記の文章にもあるように
彼はとっても忙しかったのだ
うちにパソコンがやってきたのは彼が小5の時で
その後は見よう見まねでどんどん使い方を覚えていき
こうして工作をするようになる一方
ネットを利用して一気に知識の世界が広がった
やってみたいことが次々増えていく
自由な時間は
彼に夢と楽しみと希望を与えてくれた
何が幸せといって
心から「美しい」とか「ゾクゾクする」と感じられるものに出会うことは
一生の宝を得るようなものだ
そして
息子にそのチャンスを与えたのは父親だ
美学もまたこうして親から子へと伝承されていくのだった
日々の暮らし
|
15:18:38 |
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Comments(5)
何かに打ち込めるものがある、
これは部活にしろ、趣味にしろ、
大変素晴らしいことですよね。
一つのものに執着すること、
それはそれで良いと思いますが、
中学生という自分を形成していく上で、
いろんな選択が出来るような環境を
用意してあげるのも私たち大人の仕事ではないでしょうか。
一つの部活を試してみるもよし、
別のものを試してみるもよし、
数個の部活を掛け持つ経験もよし、
と思います。
その中で人間関係や、スキルも磨かれていくものじゃないでしょうか。
一つの型にはめることは、
逆に人間を狭めることにもなりかねません。
いろんな状況に対し、それに対する判断さえも
出来なくなります。
こういったことを口するのは簡単ですが、
自分に言い聞かせながらタイプしている私だったりします。(苦笑)
長々と失礼しましたっ!
m(。≧Д≦。)mスマーン!!
これは部活にしろ、趣味にしろ、
大変素晴らしいことですよね。
一つのものに執着すること、
それはそれで良いと思いますが、
中学生という自分を形成していく上で、
いろんな選択が出来るような環境を
用意してあげるのも私たち大人の仕事ではないでしょうか。
一つの部活を試してみるもよし、
別のものを試してみるもよし、
数個の部活を掛け持つ経験もよし、
と思います。
その中で人間関係や、スキルも磨かれていくものじゃないでしょうか。
一つの型にはめることは、
逆に人間を狭めることにもなりかねません。
いろんな状況に対し、それに対する判断さえも
出来なくなります。
こういったことを口するのは簡単ですが、
自分に言い聞かせながらタイプしている私だったりします。(苦笑)
長々と失礼しましたっ!
m(。≧Д≦。)mスマーン!!
2008-02-06 水 00:23:41 |
URL |
JOY #- [ 編集]
変わった学校なのか?
今の学校がこのながれなのか?
娘が中学生になる頃までには変わってほしいな。
今の学校がこのながれなのか?
娘が中学生になる頃までには変わってほしいな。
JOYさん
今の学校教育は選択肢が非常に少ない場合が多くて
個性をのばすには程遠い状況だなあとつくづく思います
でもそれはそれで仕方がないと思うし
やっぱりあとは親が考えるしかないですね
本来子どもってもっとみんな違うことをしているのが自然じゃないかと思うのですよ
うちの場合は娘も部活を途中で辞めたのですが(こちらはバスケット部)
先生がなかなかOK出してくれなくて困りました
先生が子どもの将来について責任を負う必要はないのだから
親に任せてくれればいいのにと思いましたけど
学校側としてはそうもいかなかったのでしょう
この辺は難しい問題です。。
sakaeさん
学校や先生の方針によって程度の差はあると思いますが
多分全国的に公立の学校はこんな感じみたいですよ
わたしたちの頃の学校と比べたら全く違いますし
その基本方針も国がころころ変えるので
これからどうなっていくのかもわかりませんねぇ・・
今の学校教育は選択肢が非常に少ない場合が多くて
個性をのばすには程遠い状況だなあとつくづく思います
でもそれはそれで仕方がないと思うし
やっぱりあとは親が考えるしかないですね
本来子どもってもっとみんな違うことをしているのが自然じゃないかと思うのですよ
うちの場合は娘も部活を途中で辞めたのですが(こちらはバスケット部)
先生がなかなかOK出してくれなくて困りました
先生が子どもの将来について責任を負う必要はないのだから
親に任せてくれればいいのにと思いましたけど
学校側としてはそうもいかなかったのでしょう
この辺は難しい問題です。。
sakaeさん
学校や先生の方針によって程度の差はあると思いますが
多分全国的に公立の学校はこんな感じみたいですよ
わたしたちの頃の学校と比べたら全く違いますし
その基本方針も国がころころ変えるので
これからどうなっていくのかもわかりませんねぇ・・
2008-02-06 水 15:01:55 |
URL |
kimi #K.EX7jD2 [ 編集]
私が新鮮に感動したのは、息子さんが>「暗緑色と明灰白色の機体に大きな日の丸」を美しいと素直に発していたことと、kimiさんがそれを記事にしたことです。
長年「日の丸、君が代」のことって学校で騒がれていたじゃないですか。
たしかに第二次世界大戦ではその錦の御旗のもと戦争に駆り出され、その記憶故に不快な思いを抱く人々も多々ありながら、忌まわしい戦争は人間がひきおこしたもので、それと国旗はべつのもので、戦闘機や国旗を純粋に美しいと思えることは逆に言えば、息子さんがとらわれない感性をもっているということですね。
それは右翼に向かうことでもないですしね。
お子さんたちは、上手い具合にひっぱっていってくれるお父さまとkimiさんというご両親のもとにいい環境で育ちましたね。♪
長年「日の丸、君が代」のことって学校で騒がれていたじゃないですか。
たしかに第二次世界大戦ではその錦の御旗のもと戦争に駆り出され、その記憶故に不快な思いを抱く人々も多々ありながら、忌まわしい戦争は人間がひきおこしたもので、それと国旗はべつのもので、戦闘機や国旗を純粋に美しいと思えることは逆に言えば、息子さんがとらわれない感性をもっているということですね。
それは右翼に向かうことでもないですしね。
お子さんたちは、上手い具合にひっぱっていってくれるお父さまとkimiさんというご両親のもとにいい環境で育ちましたね。♪
今回のsakiさんのコメントで
わたしは「え?!」と驚いたんですよ
ああそうか、兵器や日の丸を愛でるのは
人によってはタブーなんですよね
そういう感覚を忘れていたなあと思い
あらためてこのことを記事にしてみました
「善か悪か」のシリーズはどこまでも続きますねぇ^^;
わたしは自分も含めて人は自分の本来持つ正直な姿を知って生きるべきと思っているんです
それが本人にとって一番楽で
楽な生き方は周りにも穏やかなものを与えるでしょう
みんなの心が穏やかならば、それが本当の平和な世界ではないかと・・
今回の件、気づかせてくださってありがとうございました!
わたしは「え?!」と驚いたんですよ
ああそうか、兵器や日の丸を愛でるのは
人によってはタブーなんですよね
そういう感覚を忘れていたなあと思い
あらためてこのことを記事にしてみました
「善か悪か」のシリーズはどこまでも続きますねぇ^^;
わたしは自分も含めて人は自分の本来持つ正直な姿を知って生きるべきと思っているんです
それが本人にとって一番楽で
楽な生き方は周りにも穏やかなものを与えるでしょう
みんなの心が穏やかならば、それが本当の平和な世界ではないかと・・
今回の件、気づかせてくださってありがとうございました!
2008-02-07 木 21:47:56 |
URL |
kimi #K.EX7jD2 [ 編集]
