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即席化成発酵肥料の効果~総括
今年1月
発酵肥料を作るため米ぬかを調達しに無人精米機をまわったが
なんとどこにも米ぬかの在庫がないという事態に陥った
仕方がないので半分ヤケ半分本気ではじめたのが
化成肥料を微生物液肥(自治体無料配布のEM菌&自家培養ビール酵母)で漬け込んだ「即席化成発酵肥料」
その効果についてはこれまでも触れてきたが
(過去ログは『バラの咲く教会』~How toページに記載)
想像以上の即効性と、少量で効果が出る経済性も備えていることが
後に現代農業誌10月号の記事でも明らかとなった

今年のバラ栽培のキーワードは、『勘』と『在庫一掃』
そして、勘は良い方にあたり、その実験のために在庫一掃も実現した
今までいくつかの肥料を購入していたのを端から発酵菌漬けにしてみたところ
(これはあくまでも単純に感想に過ぎないが)こんな傾向を感じた

・最も効果を実感したのは10-10-10と8-8-8の普通化成肥料
・バラ専用肥料にはあまり効果を感じなかった
・有機肥料を含む化成肥料の効果もいまひとつ
・普通化成肥料に過リン酸石灰を加えたものは効果あり

つまりは、一番安価な化成肥料に高い効果が現れるのではないかと思われ
これは常に徹底省費用を目標とするわたしには嬉しい結果となった

さて、ここでいう”効果”とは

・勢いが増してシュートがバンバン出る
・花つきがよく、花が大きい

というものだが
一方では、徒長したり新芽が縮れるなど
使い方によって肥料ヤケを起こしてしまう危険性も高いことが確認されている
とにかくたくさん置き肥するのはNG
9月には、軽く剪定した後、ちょっと多めに置き肥してしまい
一部のバラはそこで生長が止まってしまったものもある

colorbreak20081103-2a.jpg




照り葉系の強い品種であるカラーブレーク(左)や
ローゼンドルフシュパリスホープ(下左)は
肥料が多すぎても大きな影響はなかったが
ウイリアムシェークスピア2000(下右)といった
葉っぱの薄いものほど新芽が縮れたり
生長が止まるなど深刻な影響も出た










rosendolf20081102-1.jpg william20081103-1.jpg


昨日から、そういうバラの鉢をひっくり返して根の様子を見ているが
やはりかなり根が少なくなっている
春にはあれだけの花を咲かせ、夏もたくさんの葉っぱを蓄えつぼみも次々出ていたのだから
当然それまで根張りは良かったはずだ
むしろ9月以降は無肥料にすればよかったかも・・・と悔やみながら植替えしていてふと思いつく

施肥で根が減る=鉢が根でいっぱいにならない=植替えの必要がない

いくつか植え替えを進めた手をここで止めた

母によれば
野菜を収穫した後、根を残したまま即席化成発酵肥料の液肥をかけて一ヶ月放置するだけで
次にそのまま新しい苗が植えられるほどに古い根は分解されているという
それで新しい苗はちゃんと普通に生長する
これですべて上手くいくなら、こんな楽なコンテナ栽培はない

現在のコンテナ畑の様子
これはみんな夏野菜終了後にコンテナをひっくり返すことなく栽培している
hatake20081102.jpg

2003年から
わたしはずっと”植替えしない鉢バラ栽培”を夢みてきた
理屈の上では
古い根が鉢の中で自然に分解され、新しい根が一定量に保たれれば
植え替えの必要はない
発酵肥料を作り始めたのは、まさにその夢を実現させるためでもあった
ところが、有機肥料の自家製発酵肥料ではどうもそれが上手くいかず
(有機肥料で土がべとつく上、肥料が病原菌の温床にもなってしまった)
これは不可能な夢なのだろうかと一時はあきらめムードだったが
ここへきて少し光が見えてきた気がする
今後は植替えをやめてどうなるか、来年様子を見ようと思う

その際、注意すべき点としては
一回の施肥量をぐっとセーブすることだろう
野菜の場合、10号鉢程度で小さじ1杯でも効果が見られるらしい
それをバラには大さじ1杯以上与えていたのだから肥料ヤケを起こすのも当然だ
施肥量が多ければそれだけ微生物の活動は活発になり
古い根は分解するが、新しい根もダメージを受ける
新しい根に与えるダメージを最小限にとどめ
鉢の中で根の新旧交代がスムースに行われるように
そして上では健やかな枝葉が広がるように
来年は施肥量の加減を見極めたい

また、今回一部の鉢をひっくり返しながら再確認したが
今の配合土はやはり一年たっても土が固まったりべとついたりすることがなく
更に有機肥料を加えないので
土の物理性(通気・排水性)が変化しないのが好都合だ

こうして少しずつ固まっていく自分流のバラ栽培法
上手くいったこともいかなかったこともすべて糧として今後に生かしていきたい
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バラ2008 | 14:44:22 | Trackback(-) | Comments(0)
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  • author: kimi
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